2016/01/01

【Bastion of the Peniten】 悔悟者の要塞

『Raid Story 4』
Bastion of the Penitent

【1330年】

●謎のゲート
ダーマンド修道院の学者、Glennaから助けを請う連絡が来た
Bloodstone Fenの下層域に、未知の場所へと通じるMist Gateが開いたとのこと
早速、調査に赴くことにした

●クリタ北部の森
ゲートを通過すると、そこはマグーマジャングルと別種の不吉な空気に囲まれた地であった
不思議なのは生物の気配が少ないこと

この場所はクリタ最北のジャングルに囲まれた地であるようだった

道は滝を潜るように続いている
滝に触れると、不思議な力が体中を駆け巡り、ドルイドの使う移動スキルが使えるようになった


●第一の門番 Cairn the Indomitable
少し進むと、鎖で中空に固定された巨大な円形闘技場がセットされていた
道は奥に続いているが、ここで門番との戦いとなった
現れた門番「Cairn the Indomitable」はジェイドアーマーそのものであり、案にこの先の施設はホワイトマントかムルサートの物であることを示している
そして上空に漂う目の描かれた三角錐の浮遊物…あれは「ジャンサーの目」か?


●監獄
Cairnを倒し、奥へと進む
もう、移動スキルは使えない
「ジャンサーの目」は、Cairnが倒されると消えてしまった

この奥は建物のようだ
門には悪魔のような生物の頭が睨みを利かしている

門をくぐると、そこは石積みの壁と鉄格子で覆われた世界
要塞とは違う、ここは監獄のようだ
内装はところどころ崩れており…そして何より酷い匂いが立ち込めている

生き物の気配はない

左右に牢屋の部屋があったであろう回廊を進む、二階の廊下が崩れたのだろうか
そこらじゅう崩れた石が散乱している

また、所々に鉄槍が刺さっている
そして、いくつもの死体を見ることになった
死体は人間だけでなく、ジョータンのものもあった
牢屋の1つには、拘束衣が二本足用のものでは無い物もあった
その拘束衣には鱗のようなものが残っている

不思議なことに、これらの死体は遥か以前のものに違いないが腐敗した様子は見られない

散乱するメモ類から、囚人たちは暴動を画策し、そして失敗したようだ…
また、囚人の1人が狂気に侵された様子も書かれている

また、この監獄自体が彼らによって作られたとも書かれている
恐らく、ここの監獄主が作らせたのだろう

廊下の奥は崩れて行き止まりになっている、スコップを拾い、途中にあった崩れかけた外壁を崩し、となりの大広間に出る


●第二の門番 Mursaat Overseer
大広間、と思ったのだが、熱せられた床、如何にも何かが飛び出そうな無数に穴の開いた床、そして中央に鎮座するムルサートを象った石像
タイルは4マス×4マスに区切られており、部屋全体を使った大掛かりな装置であることをにおわせている

石像に触れると、装置が動き出した
石像が動き出し、そして台座に乗ったジェイドアーマーの石像が姿を現す
それはまるでチェスのコマのようにマス目に沿って前進する
そしてそのコマが乗ったマスは熱せられる

突然タイルが唸りをあげる、そしてマスから突き出る槍
あれに当たったらおしまいだ

ムルサートのコマは何も攻撃はしてこないが、こちらについてくる
安全なマスに移動しながらなんとかムルサートのコマを破壊すると、装置は停止し、奥へと続く扉が開いた
そして「ジャンサーの目」はまたしてもこちらを観察するかのように見つめ、消えた


●第三の門番 Samarog
奥へ進むと、監獄の扉と同じ意匠の生物の頭が、上から睨みを利かしている
散らばった鍵を集めて、ロックを外し扉を開く

すると、中央奥にとても大きな異形がのっそりと起き上がる…
背中側に第二の腕、つまり4本の腕
それが巨大なスピアを2本構える
その異形の頭は扉の意匠に使われた生物の頭にも見えた

メモによれば、あれは元囚人、狂い囚人仲間を殺して回った獄卒
彼のテリトリーは、周りに槍が乱立しており、そして壁面にはジョータン、人間の死体が磔にされていた

彼、Samarogは腕を前足として4足の態勢をとり、背中の腕に持つ槍を振り回して攻撃してくる
Glennaとの調査では、今までも厄介な敵と対峙してきたが、生きた生物でこれほどの化け物と出会うのは初めてだ
監獄内のメモによれば元は人間のようであるからさらに驚く

Samarogは途中、Rigomという人間の囚人と、Guldhemというジョータンの囚人を呼び出した
この2人の囚人は魂が繋げられているようで、もはや生者と同じでは無かった

Smarogを撃滅すると、さらに奥へと繋がる道が開けた
そして消える、お馴染みの「ジャンサーの目」


●繋がれた囚人
天井の無い空間、不気味な空気に支配された薄暗い空間であったので分かり辛いが、それは中庭のようである
中央に巨大な円形のプラットフォームが立っており、十字を描くように4隅に頭の無い悪魔のような石像が配置されている
それぞれの石像からは鎖のようなものが中央に伸び、その中心には1人の年老いた囚人が繋がれている

その老囚人がこちらに気付き、声を張り上げる
「ここで何をやっている?君らは彼に追い出されるぞ!」
驚いたことに、このエリアに入って初めての生存者のようだ

地響きのような声が響く
???「ジャンサーの目はお前たちを犠牲者として選んだ!」

突如、石像からゴーストが溢れ出し、囚人に向かって突き進む
ゴーストは2種類あり、小さいのは「Greed(貪欲)」大きいのは「Pride(高慢)」
このゴーストが囚人に触れると、囚人は酷く苦しんだ


●囚人を鎖から解き放つ
調査隊のメンバーの内、幾人かは薄闇に覆われた、同じような円形のプラットフォームに転送された
中央には巨大な悪魔がおり、そして囚人を縛っていた鎖を繋ぐ石像が4隅に
石像を攻撃すると鎖が解き放たれ、先ほどの世界に戻る
すると、囚人を縛る鎖が外れていた

どうやら、異界に本体があるようだ
しばらくすると、同じようにまた転送される
今度は全ての鎖を破壊する

異界から戻されると、囚人は自由になっていた
彼の名はSaul D'Alessioと言った
D'Alessio「このまま留まるのは死よりも苦しい、私は最後の一息まで戦う!」
すると、先ほどの声が響く、恐らく異界に居た悪魔、名をDeimosという
Deimos「D'Alessio、おまえは決してこの場所を離れることはできない、従うまでもなくな!」


●D'Alessioの贖罪
どこからともなく実態を表したDeimos
とても禍々しい様相で、一目で悪魔だと分かる

Deimos「我らはまだ完了していないぞ、D'Alessio。お前の良心の呵責がお前自身を潰すだろう」
Deimosはそういうと、メンバーを異界へといざなう

そこには若き日のD'Alessioを象るゴーストが居た

彼は泥棒を働いたD'Alessio

いわば幻影とも言える泥棒のD'Alessioを倒すと、元のフィールドに戻る
幻影もまた姿を現す
これを倒すと、D'Alessioが回顧する
「あの時は本当に絶望的だった。借金を返済するために、強盗を働くしかなかった」
「しかし、自分の働いた罪から逃れることはできなかった。私は捕えられ、そして追放された」
「あのとき、私は死んでいるも同然だった。ムルサートが私を見つけるまでは」

DeimosはD'Alessioの過去の罪を次々に見せる
ギャンブルにはまったD'Alessio
酒におぼれ、ギャンブルにはまり、そしてハメられて借金を背負うことになったD'Alessio
「持っていたものを全て賭けた。彼らはそれで満足せず、雁字搦めにするために更なる借金を負わせたのだ」
※D'Alessioは「Lucky Horseshoe」という賭博ギルドに目を付けられていた

最後の見せた罪、それは酒におぼれたD'Alessioだった
「あのとき、私はボトルの奴隷だった。愛していた者を省みず、失ってしまった」

罪が段々遡っている
これがD'Alessioの元の罪だとすれば、彼は乗り越えたと言える
彼に突進するゴースト、GreedもPrideも、人として当たり前の罪ともいえる

Deimos「D'Alessio、お前がどこでいつ死ぬか、決めるのはこの俺だ!」
Deimos「お前の魂は永遠に休まることは無いだろう!人間共にとって未来永劫、お前の名前は口にするだけでもおぞましい毒となるからだ!」
D'Alessio「いいや、お前の言葉は俺にはもう届かない、お前は俺に対して何の影響力ももうないんだ!」
Deimos「(悪魔の笑い)」

異界に転送され、より巨大化したDeimosと相対する
Deimosを撃滅すると、幾分空気が晴れた元のプラットフォームに立っていた

Deimosが消滅し、「ジャンサーの目」は、挙動不審に揺れると、この場から姿を消すのだった


●赦しの証

D'Alessioは語る
「全ては自分のせいだ。私たちを裏切り、弟子を殺したムルサートは、私をこの酷い場所に連れてきた」
「ここに閉じ込められて以来、自分の中の悪魔に苦しめられつづけ、そしてそれはクリタの人々たちを売り渡してしまったという言う恥辱を麻痺させた」
「ジャンサーの目は、私を生者として縛り続け、罪悪感を使って私を打ちのめし、ムルサートの操り人形にしようとした」
「今、ようやく私は自由の身になれた」

D'Alessioはそう語ると、安らかな顔で息を引き取った
ジャンサーの目の呪縛が解かれ、彼は生者でいることに終わりを告げることができたのだ。

ここに、ホワイトマント創設者にして、その後、象徴として利用され続けた最大の被害者 Saul D'Alessioは安らかな死を迎えたのだ

Glennaは息を引き取った歴史上の有名人を目の前に、静かな提案をした
「彼はとても有名で、このことが公になれば大きな騒ぎになるだろう。でも彼はそれを望まないだろう。彼の亡骸はダーマンド修道院に静かに収められるよう手配しようと思う」

霧の晴れた中庭の隅に、生き生きと生い茂る一本の木があった
このような生からかけ離れた場所でも、逞しく生き抜く生命があるのは不思議である
もっとも、この木は人工的に世話をされていたのかは不明だ

Glennaに付いて回るうちにMistのエナジーが封入された心臓のアーティファクトがある
そっと、根本に植えると、Saulのゴーストが現れた
彼は先ほどの老いた肉体とは違い、健康そのものの姿だ
彼は静かに礼を言うと、消えて行った

変わりに遥か昔、死者を導いたとされるEnvoyの名を冠した鎧を手にしていた

~ fin ~

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